2017年9月24日日曜日

新芋















新芋の芋けんぴ、販売始まりました。

鹿児島県霧島の久木田農園さんから届く、有機さつまいもを使っています。
有機栽培のサツマイモも珍しいですが、久木田農園さんはいろんなサツマイモを育てられています。
今だと人参芋、黄金千貫は東京ではあまり見ない品種です。

それぞれに特徴があり、それに合わせた芋けんぴの作り方をしています。
さらに今は新芋なので、また違ったものになります。
でんぷん質が多いこの時期は、揚げると色合いも鮮やかでサクッと軽い食感です。
さらに芋らしい香りが活きるのもこの時期です。
焼き芋などは冬まで熟成させて甘みが増してからがおいしいですが、芋けんぴは今が旬と言えますね。

正直まだまだ新芋の良さを引き出せると思っているので、今年はさらに追求したいと思います。
作る度に微妙に変わってるかもしれませんが、そこまで気付くマニアックな人はそうそういないでしょう。


新芋ならではの芋けんぴをぜひお楽しみください。

2017年9月17日日曜日

自信
















今期初の芋けんぴの販売を9/19(火)より始めます。

紅あずま
すだち
黄金千貫
人参芋

の4種です。
ぜひ食べていただきたいです。


よく人から「自信がなさそうに見える」と言われる僕ですが、今年の芋けんぴには自信があります。

芋の種類による違い、切り方、揚げ方によって変わる違いを、かなりコントロールできるようになったと思います。


大きなポイントになったのは、基準となるものをみつけられたことです。
自分の思い描く、こういう芋けんぴが食べたいというもの。
おにぎりでいうと「塩にぎり」。
芋けんぴだとそれは「紅あずま」で実現しました。

灯台下暗し、というやつです。
僕が芋けんぴを作り始めた頃、ちょうどいろんな芋の品種が出回るようになり、いろいろ試すうちに深みにはまり、ずいぶん遠回りをしました。

サツマイモらしさと芋けんぴらしさ。
普通に気軽に食べられるおいしい芋けんぴです。

ちなみに市販の芋けんぴはほぼ「黄金千貫」です。
これはこれで特徴があります。


実は今までは芋けんぴについてあまり書いていなかったのですが、これからはいろいろとお伝えしたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

2017年9月14日木曜日

サツマイモの季節

今年は秋めいてくるのが早く、「芋けんぴはありますか?」と聞かれることが増えました。

ただいま鹿児島から今年一番の新芋を注文しているので、来週には店頭に並ぶと思います。
お待たせしていまい、申し訳ありません。


入荷しようと思えばあるのですが、やっぱり、秋だなあと感じ始めて、サツマイモはまだかなあと心待ちにして、ちゃんとした新芋が届いてから、芋けんぴを作りたいのです。

芋けんぴを作り始めて10年目。
去年は今までにない手応えをつかんで、ようやく芋けんぴ作りの方向性が見えてきました。
今年は新しい取り組みも始めるので、より身近に芋けんぴを楽しんでもらえると思います。



芋けんぴは待ちきれない!というサツマイモ好きのみなさん。

















16日土曜日は当店初の「芋ようかん」を作ります。
ちどり型もほんのちょっとだけあります。
結構前から構想はあったのですが、このタイミングでの登場となりました。
お見逃しなく!

この時期だけ登場する「けんぴのモト」も、今年は「さつまいも」「抹茶ピーナツ」と新作が出ています。
意外とハマる素朴なお菓子。
こちらもぜひ。

2017年9月1日金曜日

9月の予定














夏休みが終わり普段の生活に戻そうとあたふたしてたら、いつのまにか9月になってました。

ちょっと今、目の前のことで精一杯で先のことを考える余裕がないなあ。
やりたいことはあるんですけどね。
でもまずはやれることをしっかりやっていこうと思います。


9月は特に変わったことをする予定はありません。
芋けんぴがもうすぐなくなりそうで、再開は新芋が入荷する9月末の予定です。

その間は知る人ぞ知る『けんぴのモト』を久しぶりに作ります。
素朴な味わいながら食べるとハマるという焼菓子。
結構僕も好きです。


そして今は夏休みに帰った愛媛の余韻が残るメニューになっています。

伯方の塩でおなじみの伯方塩業が昔の塩作りの製法を復元して作った「されど塩 藻塩」。
http://www.hakatanoshio.co.jp/thought/saredoshio.html
これを使った「塩にぎり」があります。

あとは愛媛の給食でも出るという「みかんご飯のおにぎり」。
実は僕も食べたことはなかったのですが、みかんジュースで炊き込んだご飯は確かにみかんの甘酸っぱさを感じて、好きな人は好きになりそう。
でもなにか物足りなかったので常連さんにアイデアを募り、明日はアサリと生姜を加えます。
しばらくいろんな組み合わせをしてみようかと考え中です。

明日はじゃこ天が入った「切り昆布の煮物」もあります。
いい味わいが出て、おにぎりと合いますよ。


さらにはお世話になっている大阪の小原春香園さんのお茶も入荷しました。
いろいろ試飲させていただきましたが、どれもおいしくなるよう考えられてて感激しました。
そのなかで今は「上ほうじ茶」を提供しています。
2種類の茶葉をブレンドして、じっくり遠赤外線で火入れされたほうじ茶は香ばしさと共にお茶の渋み甘みも感じられます。
店内でゆっくりとお召し上がりください。


あとはところてんの新作も。
これは暑い日に食べたい感じなので、すぐになくなるかもしれません。
おいしいんですけどね。
気になる方はぜひ。


それでは9月もよろしくお願いいたします。




2017年8月27日日曜日

nice things.











お休みの間、書きたいことがたまってしまって続けて告知です。

8/23発売の雑誌『nice things.』に掲載していただきました。
「あの人のごちそう」という特集です。

4ページも掲載していただけるというお話でしたが、本当に普段通りの仕込み風景と少しお話しさせていただいただけなので、どういうものになるのか不安でしたが、なるほどこうなるのかと思いました。
自分では当たり前のことをちゃんとしたいだけなのですが、周りから見るとこうやって見えるんだなと。

あと雑誌には載っていませんが、ライターさんから、「おにぎりを握っている時は何を考えているんですか?」という質問はおもしろかったです。

「え?」っと固まってしまったあと、「…おいしいおにぎりを握れるように、かな?」と答えました。
改めて意識してみると、何も考えてないわけじゃなく、手の状態、お米の状態、水分、塩の量など感覚をフルに使ってました。
ただ言語化してないので、言葉として出てこなかったのです。
僕は言葉をあんまり信用していないので、このことに気付いてちょっと愉快でした。


それはさておき、この『nice things.』。
他にもたくさん素敵な記事が載っていますので書店にてお買い求めの上、「ごちそう」に想いをはせてみてください。

帰省



夏期休業中は地元愛媛と大阪を巡ってきました。
夏目漱石の『坊ちゃん』を片手に道後、四国中央市、今治、しまなみ街道。
広島尾道に渡り、電車で大阪に。
いつもと違う景色、空気感、出会いがあり、楽しい時間を過ごせました。
お世話になったみなさん、ありがとうございました!

楽しんでいる様子は、連れが担当してます
instagram https://www.instagram.com/kato_kenpi/ を覗いてみてください。


常日頃から生き方や在り方について考えることが多いのですが、こういう自分の普段にない日常を見せられた時、改めて自分を見つめ直すきっかけになります。

あと実家で小さい頃の写真を久しぶりにみて、元々好きなものは好き、嫌いなものは嫌いな人間だったのだなあと自分の根っこの部分もみつけることができました。

いろいろとハプニングもありましたが楽しい思い出として残し、またこれから普段の日々を頑張ります。

お店の再開は29日(火)から。
旅の思い出のメニューも出てきます。


2017年8月21日月曜日

補修と補給















8/20〜8/28まで、夏期休業中です。


今日はお店の補修作業を。

お店の外にある木の柵は、あきる野にある沖倉製材所さんで仕入れた東京の杉から、有志の方たちの協力を得て出来た、とても想い入れのあるモノです。

木は大事に扱えば、いつまでも資源として使えるものです。
そのためにも、定期的に天然素材の防水オイルを塗り直す必要があります。
後から追加して塗れていない部分がありましたが、違いは歴然。
手をかけて、いつまでもきれいに使いたいです。


次に店内の壁の補修。

上半期は建物にまつわるトラブルが続出しました。
そういう時って意識が遠のき心が折れそうになります。
しかし同じような問題を抱える先輩方々が、粛々とひとつひとつ問題と向き合っている姿を見て、道を示してくれているような心地でした。
僕のような人間がお店を続けられているのは、周りの素晴らしい方たちのおかげです。
ありがとうございます。



そんなことをしながらも、休日を満喫しています。



ねじまき雲さんで珈琲ゼリーとお酒。

 

いずん堂さんで贅沢そうめんとチーズケーキ。


自分への補給も大事ですからね。
ごちそうさまでした。