オリンピック

今回のオリンピックは、妻とふたりで観ててなんだかんだすごく盛り上がりました。
そういや一人暮らしの時はテレビがなかったので、じっくり観るのは久しぶりです。
でも盛り上がった競技が、今まであまり馴染みがないものばかりだったのが面白いところです。
新競技のスケートボードやBMX、ボルダリングの他、馬術や高飛び込み、空手の形、新体操など。
何がおもしろかったのかふり返ってみると、どれも勝ち負けを決める競技ではないものがほとんどでした。
確かに、勝ち負けを決める緊迫した時に出るスーパープレーには心躍りますが、勝つために最後は勝負しなかったり、勝たないと意味がないという雰囲気には息がつまりそうでした。
新しく追加された競技のほとんどは、今まで積み重ねた自分との戦い、その結果順位がつくというもので、国を超えて同じ競技者を称え合うという姿が印象的でした。
そういうところでも、やっぱり時代は変わってきているよなあと感じます。
競い合うようなメダルの数の報道だったり、試合後のインタビューの内容など、メディアの在り方にも違和感を感じました。こういうところも変わっていってほしいものです。
時代は少しずつ寛容さを認める時代になっているのかな。
あまりいいニュースのない昨今ですが、少し希望がみえるオリンピックでした。
パラリンピックも盛り上がるといいですね。