酒まんじゅう

7周年の企画で、27日(日)は『弁当BOX』と『珈琲豆SET』の販売があり、こちらはまだまだ予約受付中です。詳しくは→こちら
しかし前日の26日(土)も、見逃せない企画があります。
それが『酒まんじゅう』。
この日はおにぎりとお惣菜の販売はなく、酒まんじゅうの販売となります。
酒まんじゅうの存在を知ったのは、お店を始めてすぐの頃。
八王子や相模原、上野原など、点々と脈略なく酒まんじゅうの集まる地域があり、その不思議さと、でも地域の方に愛される素朴さに惹かれたのでした。
その後、八王子や荻窪の酒まんじゅうのお店に行ったりして、自分でも昔ながらの酒種を使った酒まんじゅうを作ってみました。
でも発酵の技術は、時間もかかるし、一筋縄ではいかないもので、なかなかお店で出す機会が訪れませんでした。
時が流れ、コロナの流行があり時間ができたので、パン作りを始めました。
今では自家用のパンは手作りがほとんどになり、発酵の原理や感覚もそれなりに掴めてきました。

というわけで、満を持しての『酒まんじゅう』の登場です。
中の具は、これまた当店でしかやらないであろう4種類をご用意します。
まずは、定番のあんこ。
おはぎや、いきなり団子でも炊き続けている自家製あんは、2種類の砂糖を使い、2日かけてじっくり味を馴染ませたもの。甘すぎないけど、豆のコクを味わえる仕上がりになっています。
甘いのはもうひとつ、りんご芋あん。
角切りリンゴを甘煮と、芋けんぴにも使っている熊本県産紅はるかを合わせたもの。リンゴの甘酸っぱさと少し紅茶の渋み、そしてお芋のやさしい甘さを感じるオリジナル酒まんじゅうです。
次は定番の肉まん。
酒まんじゅうのほんのり甘く、モチモチした生地に、豚ひき肉、椎茸、切り干し大根のあんが入った惣菜系まんじゅうの王道。おにぎりの鶏そぼろとはまた違った味わいで、同時の食べ比べは出来ませんが、酒まんじゅうならではのハーモニーが楽しめます。
最後は、里芋グラタン。
当店をよく知る方はご存知かもしれませんが、数年前の一時、おにぎりの具として登場していた里芋グラタンを、酒まんじゅうにも合うんじゃないかと思いつきました。グラタンと言いつつも、隠し味の白味噌がほんのり和風の味わいにし、今回は塩味とコクのため鮭も入ります。こちらも当店でしかやらないであろうオリジナリティの高い酒まんじゅうです。
いつか専門店もやれるんじゃないかと思うくらい、奥深くおもしろい「酒まんじゅう」ですが、なかなかおにぎり屋をやりながらの提供は難しく、ぜひこの機会に食べていただきたいです。
こちらは各15個ずつくらいを作る予定ですが、もし確実に手に入れたいという方がいたらご予約も承ります。
メール、LINE、電話にて、お名前、種類、個数、連絡先、分かれば来店予定時間もお教えください。
よろしくお願いいたします。