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飯能の”芋はん”さん




先日閉店のお知らせをしましたが、閉店を決めたのは年初め。

まだ、さてこれから何をしようか?という状態でした。

それまで、「いつか移住して、自分でサツマイモ栽培して、芋けんぴを作れたら」というなんとなくの憧れはあったけど、全く実現するとは思ってませんでした。


でもまずは話しを聞いてみようと、移住相談センターに行ったり、農業相談会に行ったりしました。

移住に関してはまだ見えてこなかったけど、農業を始めることは、前に何度か埼玉の有機農家さんの畑を手伝わせてもらったり、芋けんぴを作る人としてサツマイモ栽培に思うことありで、ちょっといいなと思えるようになりました。


そんな時、「埼玉の飯能はいいよ」と教えてもらうことがあり、妻が何気なくインスタで「飯能 さつまいも」と検索して見つけたのが”芋はん”さんとの出会いでした。



距離感も移住というほど構えるものでもない。栽培されてる芋の品種も豊富で、自分たちで加工品も販売されてて、なおかつ農業を始められたのが、加藤けんぴ店と同じ2015年。

自分たちがこれまでやってきた経験が活かせそうな条件がぴったりで、勝手に親近感も覚えて、ここでやりたい!と思ったものの、そんな一方的で都合のいい話があるわけないか、とダメ元でメールを送りました。


そしたらなんと、芋はんさんも、芋けんぴなどの加工品を増やしていきたいと考えてた直後だったようで、お互いのタイミングがぴったり合い、どんどんと話が進んで行きました。今後は芋はんさんの元でサツマイモの栽培を手伝い、育てた芋で芋けんぴや焼き芋などの製造もやっていくことになりました。


店を辞めると決めた時は不安でいっぱいでしたが、こんな導かれるようなこともあるんですね。楽しくなりそうです。



そんな素敵な出会いもあり、加藤けんぴ店の最後に、芋はんさんのサツマイモを使った芋けんぴを販売できることになりました。


べにはるか、シルクスイート、紅あずま、鳴門金時、しろほろり、ふくむらさき。

様々な品種の特徴を活かした芋けんぴが出来上がっています。


店は閉まりますが、これからも芋はんさんと共に芋けんぴの道を進んでいきたいと思ってます。まずは最初の出会いの味、ぜひ味わってみてください。


店頭、ネットショップにも順次販売開始します。

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